何故、遊泳が良いのか 遊泳(水泳)のメリット
【何故、遊泳が良いのか】
--遊泳(水泳)のメリットとは--
遊泳とは競技水泳や競技的に全力で泳ぐ水泳ではなく、有酸素運動の範囲内でゆったりと漂うように
泳ぐ水泳と私は定義します。
遊泳(水泳)は健康維持のために、一番理想的なスポーツですが1つだけ欠点があり
ます。それは人間の運動の基本である歩くという動作、脚の訓練、体重を支える運動が
できないことです。 それ以外は健康維持目的の運動・スポーツとしては最高、最善
のものなのであります。歩行・ハイキング・ジョギング等の脚の運動を心掛ければ鬼に金棒です。
遊泳(水泳)はリズミカルで全身的な有酸素運動ですから、呼吸・循環系に非常に良い運動で
心肺機能の強化が出来ます。
(私の安静時の心拍数は50位ですが遊泳の効果と考えています2009-7-23 55→50に変更)
遊泳(水泳)は軽い心疾患や高血圧の運動療法としても利用でき心筋梗塞や狭心症の予防効果がありまが、競泳は無酸素性運動、怒責をようする運動は禁忌です。
(私は50才台前半に冠状動脈循環不全、高血圧、高脂血症、肝腎とも悪いと成人病の巣のような身体状況のため運動療法として始めました)
遊泳中はからだが水平の位置にあり水圧が加わるので静脈血が心臓に戻りやすいので、
心室に多量の血液が充満して、少ない心拍数で血液を送り出すことが出来て心臓の負担が少なくなります。
全身をくまなく使う運動ですが特に普段あまり使わない上半身の運動ができます。クロールの
水泳時の推進力の70から100パーセント近くが上肢のかきによるものです。
遊泳中は皮膚が水と接しているためからだの熱が効果的に奪われ、汗は蒸発せず発汗しても
皮膚では体温調節はてきないので、皮膚血管の収縮・拡張による体温調節(外気と水温の温度差を
調節する皮膚血管の反応が泳がないの人より速くなる)となるため水泳すると
カゼを引かなくなることもあるようです。(私の場合は残念ながら実証できていません)
浮力作用によって身体が浮くために脚や腰に強い衝撃が加わらないので膝・関節の障害のある人や
肥満の対策の人、あるいは妊婦にもまた喘息の人にも好都合の運動のようです。また水泳は水平位での運動であるため脊椎に重力をかけず筋肉を鍛えられる唯一の運動です。
中高年者は骨格や筋肉が加齢により衰えてきますが遊泳はもっとも軽い負荷で弾力性のある運動なので
筋力維持のトレーニングや骨の若さを保つことによる造血作用を高進させることができます。また
子供から80才を越えたお年寄りまで全年齢で行なえる運動です。
そしてさらに、特筆すべきことですが水中で運動した場合は、水の抵抗があるため陸上を使う運動に対して、なんと4倍もの消費カロリーがあり、おおよその目安としては、例えば体重が50kgの人であれば、1kmの距離を泳ぐと200キロカロリーの消費となりますが、ウォーキングやジョギングの場合では、1kmだと50キロカロリーしか消費されません。水泳はダイエットにも効果的なのであります。
その上、水泳等の有酸素運動は食欲を抑制するホルモンが増加するとの研究発表が
極最近ありました。(2008-12-29日経朝刊の記事;英ラフバラ大 腸管からのペチプドYYが増加)
泳ぎのひとつひとつを頭で考えて、泳いでいるときは左脳を使っている状態ですが、無意識に泳い
でいる状態になれば、右脳を使っていることになります。
右脳と左脳がバランスよく働く状態になれば、快楽中枢を刺激し忍耐力、記憶力、積極性の向上
につながります。
遊泳は非日常的空間であり、水中での浮遊感がリラックス状態になり、精神的にも非常に良いと
言われています。
もう1つ遊泳のメリットを付け加えます。 遊泳は所謂 運動音痴乃至運動神経・運動能力が劣っている
と思っている人にもお勧めです。 普通の歩行は速さを競いません。遊泳もそう考えれば、遅いのが
今の自分であり、個性と思えば良いと思います。生まれる前の胎児の時は母の胎内の羊水のなかで誰でも泳いでいました。
さらにもう1つ、怪我や障害の少ないスポーツです。硬式野球の30分の1は特別としても球技や他の運動の1/10とも云われています。さらに、ここに付記します、水泳が一番、体に着ける用具・装具が少なくしかも軽い
ものを着けて行なうものです。スキーや登山など重たい装具をつけなければできないものとは雲泥の差です。
一番、重要な特徴を忘れていました。 遊泳のメリットは、一人で行なえて他人を必要としません。 しかもその
運動のペースは全く自由です。その時の調子により泳ぐ距離やペースを好きなように調節できます。やり過ぎないように
注意するだけです。生涯スポーツとして遊泳に勝るものはありません。
【注】温水プールがない場所とか、その運動が単調だとか、溺れる等の事故の危険性もある等の水泳のデメリットもありますがここでは考慮していません。
【参考文献】”健康のためのスポーツ医学””適度な運動とは何か?”池上晴夫 著
2010-3-29追記
Tarzanという雑誌の水泳の特集の水泳がカラダによい11の理由を読んで、
水圧の効果の部分を自分の言葉で要約して纏めてみた。
水泳のメリットとして心肺機能が向上するが、それは水圧により脚部が圧迫され、重力により心臓への帰りが滞りがちな静脈の血流の流れをスムーズにする。
また水圧により肺臓が小さくなり呼吸筋が鍛えられ酸素摂取量が上昇し、さらに免疫に係わるリンパ液も高められ、そして心臓を強化する心房性Na利尿ペチプドというホルモンが分泌され、血管が拡張されて血圧を降下させる効果もある。
なお 水圧の他に水温や水の抵抗による筋肉が鍛えられる効果もある。
【★ ゆっくり長い距離を泳ぐためのヒント】
私は、ゆっくり長い距離を止まらずに一気に2000mを泳いでいますが、その方法
を書いてみます。
誰かに教えられたのではなく自分勝手にやっていることですが
ゆっくり長く泳ぎたいと思っている人には何らかのヒントになるかもしれません。
先ず最初に 続けて長く泳ぐコースか追い抜きが出来るコースの設定があればそのコースで泳ぐ。競泳プールではないので泳ぎが遅くても臆せずそのコースで堂々とゆっくり泳ぐのがベターです。
200m位続けて泳げれば、次は300 その次は400と少しずつ止まらずに一気に
泳げる距離を伸ばしていく、要は止まらずにゆっくり泳ぎ続けるだけです。
私の場合は原則として股にプルプイを挟んで泳いでいます。したがって足は
動かしていませんしクロールだけです。
水泳の競技のため泳ぐのではなく要は有酸素運動として泳いでいるだけなので
これでよいと思っています。
泳ぎ方をある程度具体的に書いて見ますと
@ 出来るだけゆっくり泳ぐ、特に泳ぎ始めは意識してゆっくり泳ぐ
A 一度泳ぎ出したら決して止まらないこと。プールの端でも足は原則としてプールの底には
着くかないで折り返す、途中でも絶対に足はつかないように心掛ける。
B 前に遅い人がいる場合も原則としてゆっくり追随してプールの底に足を着かない様にする。
C 足はできるだけゆっくり動かす、沈まないようにバランスをとるだけ。
頭は、水面と平行になるように、息継ぎの時は頭が立たないように注意して
首を回すが体の水平は保ち、ほぼ毎回軽く吐いて吸う。
D 手も出来るだけゆっくり動かすよう心掛ける。腕で水をかくのではなく
肩を前から後ろへ移動させる感じで、意識して手の力を抜いて水をかく。
手の入水から胸のあたりまでゆっくり肘を曲げながらかき(プル)、
徐々に肘を伸ばしながら後ろへかく(プッシュ)、このとき体は捩りローリングさせる。
(抜かずに水を強くかけばスピードがあがるので余裕がある時はこの方法で泳ぐ。)
かき終わったら、肘を曲げて次の入水へ(フィニッシュ・リカバリー)
E 前方へ出した方の手(キャッチ)に体重をゆっくり載せていく感じで進む、
長くその手に乗っていければ、休みながら泳いでいける感じになる。
(全体重を出す方の手に強くかければ速くなるのでスピードを上げたいときは
このやり方で泳ぐ。)水をかく方の後ろの手は殆ど意識しないくても良い。後ろの手も意識して
強くかけばスピードが増す。
DとEはスケートの感覚と似ていると思います。後ろの足で蹴るのか前の足に体重をかけて押し出して進むのか。実際は両方同時にやっているのですが・・・
私の場合は意識的に25mプールの場合往きはDを意識して、復ではEの方で休憩しながらかスピードアップしながらか意識的に泳ぎを変えて泳いでいます。
こちらも参考にしてください。
続いて
★ 心肺機能と運動の効果!と
適度な運動についてを書いて見ましたので、是非読んでください。!!
これ!オマケ?です。
アニメ鯛群遊泳