和田義彦の盗作?の立体視手法による解析? home_      各種画像・写真一覧      立体写真    

和田義彦の盗作?の立体視手法による解析?

今春の芸術選奨で文科大臣賞を受けた洋画の和田義彦氏が、主な受賞理由だった昨年の展覧会に、知人のイタリア人画家アルベルト・スギ(Alberto sughi)の絵と酷似した作品を 多数出展したとして文化庁が調査していることが5月28日わかった。
「盗作された」とする伊画家に対し、和田氏は「似た作品」と認めながら「同じモチーフで制作したもので、盗作ではない」と主張している。 、、、、、、、、とのことであるが、2枚の同じような写真や絵を並べられると、つい日頃の癖で立体視してしまう。 最初に日経の記事 を見て、男の左手の拳が凸に見えた。そこで使えそうなものをWeb上のサンスポで見付けたので立体視による盗作の解析?を試みました。 勿論、盗作と思いますが写真の撮り方により変形した部分もあるように考えます。絵画は2点ですが立体視の交差 法と入れ替え(平行法?)に夫々のアナグリフをつくり計8枚です。
その後 3日の夕刊の産経のトップ一面に2枚のカラーの絵が掲載されましたので追加しました。私も文化庁へ”盗作として賞の取消しをしないのなら 日本の恥だ”というEメールおくりましたが 5日には 05年度の芸術選奨文部科学大臣賞(美術部門)の洋画家の和田義彦氏(66)の作品を イタリア人画家アルベルト・スギ氏(77)の作品に酷似しており、再審査の結果、「盗作と見られてもやむを得ない」として、本人の賞辞退の申し出と 関係なく、文化庁は賞の取り消しを決めました。日本にも少しは正義が残っているようです。


"サンスポWeb"を見る "日経新聞"を見る
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200605/sha2006052905.html
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060530STXKC003930052006.html
http://www.asahi.com/culture/update/0601/013.html
"産経新聞"に掲載を見る その他の盗作絵画を見る


★アルベルト・スギ(Alberto sughi)のWebページ。

★<<海外の記事>> "sughi wada" でgoogleのイメージ検索
http://www.clubart.it/news/?pg=13&id=273&parola_chiave=


★アルベルト・スギ氏は偉大な画家/ "alberto sughi" でgoogleのイメージ検索をすると数多くのヒットがあり、
絵画は若い頃の作品もあり何十枚も見られます。



マウスを画像に入れたり出したりして下さい。画像が切り替わります。 (ダウンロードに少し時間がかかります。)
立体視出来なくても切り替えて細部を比較すると面白いです。



<<<  解析画像 A−1   >>>


マウスを画像に置いた時、左側に表示されるのが盗作画?和田氏の「ナイトクラブ」
右中央の男にピントを合わしたが右の腕・指が棒切れのようだ。
中央の女の腰からしたが不自然である。 尻は横向き足は正面を向いている
中央左の女は腰が不安定である。右大腿の描き方による。
手前の女の左足が盗作の方では椅子の背もたれの如く見える。

スギ氏「ノクターン1」(1998年)と、和田氏「ナイトクラブ」(2000年)=両氏の作品集より

<<<  解析画像 A−2   >>>


マウスを画像に置いた時、表示されるのが盗作画?和田氏の「ナイトクラブ」
赤青メガネで見るとマウスを画像の中に置いた時、立体的に見える。



<<<  解析画像 B−1   >>>


マウスを画像に置いた時、左側に表示されるのが盗作画?和田氏の「ダンス」
男の手にピントを合わしたが盗作?の方は女の腕・指・左肩の描き方下手である。

スギ氏の「ザ・ホール、ノクターン」と、和田氏「ダンス」=両氏の作品集より

<<<  解析画像 B−2   >>>


マウスを画像に置いた時、表示されるのが盗作画?和田氏の「ダンス」
赤青メガネで見るとマウスを画像の中に置いた時、立体的に見える。



<<<  解析画像 C−1   >>>


マウスを画像に置いた時、左側に表示されるのが盗作画?和田氏の「想」
この絵は縦横の比率が違うので、立体視しても面白くないが、原画に比べ盗作は縦のみを長く
拡大している良く見ると多少不自然なくらい長い人物もある。
一致するポイントを探したところ、最下段のテーブルと置いてあるものは完全に一致する(C−2参照)のでそれより
上をひっぱりあげて、縦のみ大きくしている。これを見ても盗作は明らかである。
しかし、確かにBとCの絵をみると和田氏の方がカラーフルで綺麗で、一部良い修正?もあるので、
どこかの ページでみたが、どちらが好きか良いかをアンケートしているものもあったが、
和田の得票が上であっても頷けるが だからと言って、この盗作が肯定されることはありえないと思う。

スギ氏の「交差点のバー」と、和田氏の「想」


<<<  解析画像 C−2   >>>


マウスを画像に置いた時、表示されるのが盗作画?和田氏の「想」
このとき、原画が影として表示される。また、マウスを画像の外に出せば原画がメインで盗作が影となる。
注目点は 前の机のカーブと置物はマウスを動かしても変化しないことである。



<<<  解析画像 D−1   >>>


マウスを画像に置いた時、左側に表示されるのが盗作画?和田氏の「夢想」
この絵も多少縦横の比率が違うが、これは盗作の方が縦を圧縮している立体視している。




スギ氏の「ピアノ・バー、イタリア」96年 と、和田氏の「夢想」04年作


<<<  解析画像 D−2   >>>


マウスを画像に置いた時、表示されるのが盗作画?和田氏の「夢想」
このとき、原画が影として表示される。また、マウスを画像の外に出せば原画がメインで盗作が影となる。
注目点は 手前のデッサン等一致点が多いことである。



画像はステレオフォートメーカ で作成しました。

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