「人は血管とともに老いる」 とは、ウイリアム・オスラー博士(1849〜1919)の有名な言葉ですが”動脈とともに老いる”というのが原典のようです。(A man is as old as his arteries )この血管・動脈が老化して加齢現象が進みますが、特に大動脈の動脈硬化が問題のようです。 血管年齢とは実際の生存年齢にたいして、血管の機能(=動脈硬化の度合い、若い人ほど血管に弾力性がある)が何歳位の年齢に相当するか(健常者の平均値との比較)を示したものです。
血管年齢を測定するには両足首と両上腕の2箇所の波形を計測するものもあるようですが、これは指先で15秒程度で簡単に測れるものです。第一図が私の70歳のときの測定結果です。これによりますと血管推定
年齢が61歳で心拍数が49拍とあり、血管年齢は9歳若く測定結果に大いに満足しています。
(【参考リンク YOMIURI ONLINE 健康plus】★関心高まる血管年齢 ★心拍数減ると 寿命延びる ★強めの力出して「貯筋」etc) これは50歳台
前半の私の健康状態(冠状動脈循環不全、高血圧、高脂血症、肝臓も腎臓も良くない)からすれば、それ以来続けている
健康増進・運動療法としての水泳(遊泳)の効果のあらわれと考えております。
第一図の一番下の波形をご覧ください。一番高い山・凸の次の波形が右上がりか右下がりかが問題で高齢になれば血管の欠陥
?が出てきて硬くなり右下がりになるようです。第三図がその説明です。