高血圧と降圧薬
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▼謹告!! 本記事は5年以上前に記述、ほゞ誤りはないと思いますが、現在、私は高血圧の薬等内科医が処方する薬は一切服用しておりません。断薬は2年前からですが、 緊急・救急的な場合を除き、薬では対症療法に過ぎず、治癒させるものではありません。副作用や毒性が必ずあります。 2016-4-28記▼


【 高血圧と降圧薬について】      


殆どの人が本態性高血圧症です。

高血圧は 血管壁にかかる圧力(血圧)が高いことですが、その物理的原理は単純で,高血圧の人は中身の量(血液量,心拍出量)が多いか、血管が狭いか硬いか(血管抵抗が多い)です。 高血圧の人の一部(約10%)は高血圧となる病気を既に持っている(二次性高血圧症)ためですが.しかし,殆どの人(約90%)は原因が特定できない(本態性高血圧症,遺伝素質)で、これは治ることはないのです。

この高血圧を放置すると大変危険です。

本態性高血圧症の初期では自覚症状がありませんので見つかり難くく、治療しないで放置しておくと突然、心不全や腎不全になります,この本態性高血圧症は症状なしに進行して突然高度な臓器障害になる特徴がありますので,静かな殺し屋(silent killer disease)ともいわれます.

また 血圧が高いほど心筋梗塞や脳卒中になりやすく.食事と運動療法だけで血圧が下がらない人(9割位の人)は降圧剤を使って正常域または目標値まで血圧を下げる必要があります.
高血圧の薬は高血圧を治す薬ではありません。服用して効果が持続する時間内のみ 薬が効いているだけです。したがって継続して一生懸命飲み続けなければならないのです。 (日本高血圧学会市民講座のQ&Aから) なお 65歳以上の高齢者の目標降圧値は140/90mmHg以下です。

降圧剤はその働きから2種類に分類されます

 血圧の要因として,中身の量と血管の狭さがあります.これらに対する働きから降圧剤は表1のように分類されます.

表1 降圧剤の分類

中身の量を減らす薬剤 利尿剤 (血管内の水とNaを排出)
β遮断剤 (心臓の血管の送出量を減らす)
血管を広げる薬剤 ACE阻害剤
アンジオテンシンU受容体拮抗剤(ARB)
Ca拮抗剤
α遮断剤

降圧剤どうしの併用効果があります。

               C               A:ACE阻害剤・(ARB)
           / I \                  B:β遮断剤
        A ---I--- D               C:Ca拮抗剤
                I                       D:利尿剤(Diuretics)
               B


 一般的には実線の組み合わせ(CAとCD,CB)では降圧効果の増強が得られます。一種類または 二種類の薬で効果がない場合は三種類の薬の服用を要する場合もあります。
  この三角と縦の棒の形の説明は日本高血圧学会総会の市民講座 (2009-10-3)で 日和田 邦男 理事の講義で示されました。


なお 此処からは素人の私の感想ですが、 高齢者になれば高血圧の患者は何らかの合併症があるのが普通であります。薬剤の中には この合併症には絶対に使えない禁忌のものや、使用にたいして注意を要するものがあり これは医師が判断するところであります。
また ACEやARBと言うのは、比較的この合併症にたいして柔軟というか、どの 疾病にたいしても問題なく使用出来て推奨されていて、薬品メーカーの政策?もあるようにも思いますが、現場の医師は降圧効果と高い価格( ジェネリック薬品がないものもある)に問題意識を持っているようです。
 

C Ca拮抗剤

血管を収縮させるのに必要なカルシウムの働きを止めます血管を広めます。
 アンジオテンシンIIなどの血管収縮物質は血管平滑筋(筋収縮蛋白:ミオシン)を収縮させますが,収縮にはカルシウムが必要です.Ca拮抗剤は細胞内へのカルシウム流入を阻止して筋収縮を妨害します.心筋に対しても同様に作用します.

 Ca拮抗剤はいかなる年齢層に対しても確実な降圧効果が期待できます. また,代謝面への悪影響は少ないとされ,合併症を有することの多い老人の高血圧に適しています.しかし,急峻な作用の裏目として,ほてり,のぼせ,動悸などの副作用があります. ・薬による副作用 -  頭痛、動悸(どうき)、むくみ、顔面の紅潮(こうちょう)、便秘

D 利尿剤

食塩のとり過ぎは高血圧の要因です

本来、食塩の摂取は自然食品から摂れるだけで十分のようです。 野生動物や食塩文明のないアマゾン川のヤノマム族などでは,高血圧は皆無です。食塩は水を引きつける(浸透圧の強い)性質があります.食塩が吸収されて血管の中に入ると,その中で水を引きつけて血液量が増えます.すなわち,血圧の因子の一つである中身の量が増えます.

利尿剤は塩抜きです

 利尿剤によって血管内の塩と水は出ていきます.したがって,血液量が減少し,末梢血管抵抗は減少します.

利尿剤は塩以外にカリウムなども一緒に抜く場合があります

 カリウムの引き抜きが問題となる場合はカリウムを引き抜かない(カリウム保持性)利尿剤を使用します.合併症の通風には禁忌で高脂血症の使用には注意を要します。
・薬による副作用 -  過敏症、めまい、低カリウム血症、高尿酸血症、 高脂血症、耐糖能の低下(糖尿病)、痛風、月経異常、腎結石

B β遮断剤

中身の血の量を減らす薬

交感神経の受容体の1つであるβ受容体を遮断することにより、心臓の排出量を減らして血圧をさげる=中身の血の量を減らす薬です。合併症の高脂血症・糖尿病の使用には注意を要します。 
・薬による副作用 -  手足の冷え、息切れ、気管支ぜんそく、末梢血管の循環の悪化、他

A   ACE阻害剤 


 血圧を上昇させる血管収縮物質(アンジオテンシンII)を作る酵素(ACE:Angiotensin Converting Enzyme)を阻害し、一方,血管拡張物質(ブラジキニン)が分解するのを阻害し血管を広げ血圧を下げます.
・薬による副作用 -  せき

・ アンジオテンシンU受容体拮抗剤(ARB)

血圧を上昇させるホルモンであるアンジオテンシンIIの作用を阻害して血圧を 下げる血管を広げる薬です。GEはまだないようです。
・薬による副作用 -  動悸、めまい

α遮断剤

血管側の交感神経刺激を遮断し血管を広げる血管拡張作用があります。. 欠点は「立ちくらみ」です 急に起立した場合,下半身に溜まった血液を上半身に送る必要がありますが、正常では下半身の血管のα受容体により血管を収縮させますが.α遮断剤はその収縮を妨害しますから,頭に血流が届かず立ちくらみをきたすことがあります.特に老人では著明です .合併症の高脂血症、前立腺肥大には適用推奨されています。
・薬による副作用 -  たちくらみ、めまい、頭痛

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